素材の選び方
たて糸に向いている糸 |
たて糸には 丈夫な糸を選ぶことが大切です。 綿糸でも プツプツ切れやすい糸がありますので要注意。 ループなど 変わり糸の中には 引っかかりやすいものがあるので そういう糸も避けるのが無難ですね。 |
よこ糸に向いている糸 |
よこ糸に関しては 何も制約がありません。 紐状のものであれば いえ 紐状にすれば どんなものでも織り込むことができます。 麦や ラベンダー 木の枝 竹 アクリル棒を織り込むことができます。ただし 折り返すことができませんので 工夫が必要です。
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たて糸とよこ糸の組み合わせ |
裂き織りの場合は たて糸にストレートな麻や綿糸を張り よこ糸として布を裂いて織るのが一般的です。 裂き織りに適した布は 目の細かいほつれにくい布を選ぶのが無難です。 目の粗い布は 織っているうちにどんどんほつれていくので 織りにくいのですが 織れない訳ではありません。
Tシャツや トレーナーなどのニット地は 裂くことができませんので 面倒でもチョキチョキはさみで切ることをおすすめします。その場合 脇で切り分けずに 身頃をグルッとらせん状に切ってもオーケー。つなぎ目のない長い紐になります。 マフラーを織る場合は たて・横共に同じ糸で織る場合と 素材を替える織り方を選ぶことができます。 モヘア・ループなどをたて糸にした場合 糸が引っかかりやすくて織りにくいのですが たて横同じ糸を使うと とても素敵に織り上がります。引っかかりやすいことを承知の上で チャレンジしてみるのも良いかと思います。
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糸を組み合わせるアイディア |
糸を買ってきたら 思いの他 太かった・・・・・・ こんなことがよくあります。 人間の目は いい加減なもので 同じ糸でも 太目の糸ばかり見ていた後に見た場合と 細めの糸ばかりを見ていた後に見るのとでは 感じ方がずい分違います。 太すぎた糸を生かす方法。 それは 細い糸と組み合わせて ポイント的に使うのです。 そうすれば 織り布が厚く 硬くなるのを防ぐことができます。お試しください。
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