ある中学校の試み


昨年の6月頃都内の中学生の女の子からメールが届きました。
学校で手織りをするのだけど 何もわかりません。
資料などありませんか?

それなら・・・・・と 手持ちの本を数冊お送りしました。
2学期から始めるのだということでした。

書き込みをしてくださる万希子さんもそのひとりです。


もちろん 織り機もありません。
織り機作りから始めなければいけません。

私が持っている本の中に 原始機のような織り機の作り方が出ている本がありました。
片方を木に結びつけ もう一方を腰に巻く。
こんなタイプのものです。
うまくいくかなあ〜〜〜〜〜?
おさはつまようじで・・・・・・
これがはずれやすくて織りにくかったとのことでした


そして 時は過ぎ 先日お貸しした本と一緒に写真を送っていただきました。
区の作品展にも出品したとか。
作品が出来上がって 私もうれしい。


段染めの糸を使うなど工夫が見られます。
ブルーの作品は紐です。
いろいろ試してみたのですね。


マフラー。 色の使い方が素敵です。


本当はこれからもずーっと手織りを続けて欲しいけど
これから 受験、クラブ と忙しいことでしょう。
この先 ちょっとここに何か敷きたいな
また、何かお礼に差し上げる物・・・・・と思ったときに
お店に走るのではなく ボール紙に、空き箱に糸を張って残り糸で織ってくれたらいいな。
そんな風に思っています。