糸の張り方


たて糸は 粗めに張ってください。
強く打ち込まないでもたて糸が見えないくらいになるのが目安です。
普通の糸の通し方でも良いのですが たて糸を粗く張るとグサグサしてしまうことがあります。

そんな場合は下の画像のように 2本取りにすると良いとおもいます。
同じソウコウに2本通すのではなく 隣り合った2本のたて糸を同じ動きをするように通すと
たて糸がねじれないで 2本が平行に並びます。 

たて糸の太さや糸を張る密度によって どちらの張り方にするかを選んでくださいね。



咲きおりの場合

楽習フォーラム手織り倶楽部の講師養成講座を受講されている方は
課題9を参考にしてください。


黒い線は ソウコウを表しています。

咲きおりは ミゾの内側にある『ツメ』が手前についているか 向こう側についているかで 糸を上げ下げしています。

左の図の同じ色の糸は 同じ動きをします。

糸を通す・とばす・通す・通す・とばす・・・・・
これを繰り返して通します。

糸をかける時は 端の糸2本が同じところに通します。
1本目と2本目の間に空羽があります。





アシュフォード社のリジット機、オリヴィエ BIORIをお使いの方

整形をしながら糸をかける場合は このようにミゾ 2つ飛ばして穴を繰り返します。
そして 2本のうち1本を となりに移動させます。
ミゾ・ミゾ 穴・穴というようになります。




4枚そうこうの織り機をお使いの方へ

上、上、下、下、というように2本ずつ同じ動きをするように糸を通したいので
1,2,3,4,1,2,3,4・・・・・と糸を通したら
12、34、12,34・・・・と踏みます。
おさは 1cmに2本のものをお使い下さい。
または 1cmに4本のおさを 1目おきに通してください。




2枚そうこうの織り機をお使いの方へ
上、上、下、下、というように2本ずつ同じ動きをするように糸を通したいので
1,1,2,2,1,1,2,2・・・・・・と糸をとおし
1,2,1,2,1,2・・・・・・とふみます。
おさは 1cmに2本のものをお使い下さい。
または 1cmに4本のおさを 1目おきに通してください。