2006年 5月
リボンを使って織る
hao vol 13 にて 紹介している内容を より詳しくお話します



プレゼントに結んであったリボン
お菓子についていた金色の紐。
きれいだから・・・・としまってあるリボンはありませんか?
こういうリボンだって ちゃっとした素材。
手織りをすることができますよ。




額は Francfrancにて購入


リボンは どんなものでもオーケー。
お店の文字がプレンとしてあるものも使っちゃいましょうね
ここでは 同系色のリボンを集めてみました。
もし リボンが足りなかったら レースやチロリアンテープも使えます。布を裂いて足してもいいですね。
額に合わせて厚紙を切ります。
両端に3mm間隔 2mmくらいの深さに切り目を入れます。
細めの糸・・・・・刺繍糸 レース糸など・・・・・を張ります。
糸の端は 裏側にセロテープで留めてくださいね。
好きな糸を 好きな順に織り込んでいきます。
1段だけ織る場合は 両端の糸はそのままに、数段続けて織る場合は端で折り返してください。
よこ糸を寄せる道具は クシやフォークを使います。

織る時の注意点は 下記を参照してください。
織りあがったら 両端に出ている糸を裏側に折り返して セロテープで留めます。

織りあがったら額に入れます。


織る時の注意点

幅の広いリボンを2段続けて織る場合 端で折り返して織ろうとすると リボンが折れ曲がってしまいます。その場合は 端で一旦切って織ると良いと思います。

毎段 端で切って織っていると 一番端のたて糸が離れてきます。
これを防ぐためには 細めのリボンや 糸で 数段続けて織ることをお勧めします。こうすると 端のたて糸がしっかり固定されるので その心配はなくなります。


普段 布を織る場合には トントンと強く打ち込んで 布を押しつぶしてしまいますが
今回は リボンの柄が見えるように そっと打ち込みました。織り布としては グサグサしていて 強度のない布です。
そんなこともあり 今回は 額に入れました。これだったら 弱い布でも 大丈夫です。
もし テーブルセンターやコースターとして そのまま使うには裏打ちをするなど 工夫が必要だと思います。

額は 刺繍や 押し花用の額でも フォトフレームでもお使いいただけます。織り布が厚くなった場合は 入らない場合がありますので ご注意ください。




額を変えてみました。


額は ロフトにて購入
透明のアクリルの額に入れました。
全部見えちゃうから 厚紙をはずしました。
たて糸の始末もしていないし よこ糸もそのまま。
急いで額に入れないと 解けてしまいますよ。

織る時に 両端にたて糸を3本くらい足しておきます。
アクリル板に載せておいてから そのたて糸をはずします。
こうすると リボンが解けてしまって 思っていたより織り布が小さくなってしまった・・・・こんな失敗がないですよ。
2枚のアクリル板でしっかり抑えてしまえばもう大丈夫です。


背景に 和紙をあしらおうかどうか・・・・ずい分迷いました。
どちらが素敵でしょうか?


額は ロフトにて購入 森のイメージの額を見つけました。
森のイメージで 布を織りました。
季節に合わせて布を替えたらいかがでしょうか。


これは ちょうど今の 新緑のイメージで?

(紙粘土のオーケストラ Handmade by Mtsuto Tabuse)




織った布をカードにしませんか?


以前 同じように厚紙で織った布でカードを作る方法をお話しました。
画用紙に好きな形を切り抜いて リボンで織った布をはさんでもいいですね。

カードの作り方はこちら