ストローで紐を織る


これは 『hao』 vol.15(07秋冬)に掲載したものです。

海外の雑誌で 子供たちが 
アイスクリームのスティックのようなものを使って 
紐を織っている姿を見ました。
これは楽しそう・・・・・・・

さっそく 何か使えるものはないかと 身の回りを探してみました。
そして見つけたのがストロー。
ストローでしたら 糸を通すこともできます。

ストローを使って 紐を織ってみませんか?


準備するもの ストロー   4本(長いものは10cmくらいにカットする)
針金     25cmくらい(細めの柔らかいものの方が扱いやすいです)
残り糸
(たて糸用の糸は  織りたい紐の長さより 30cmくらい長めに4本切っておく。)

このページの最後に素材の選び方について書いています。ご覧くださいね。

さっそく 織ってみましょう。

ストローに糸を通します。
針金を二つに折って糸をひっかけストローに通します。


糸を引き出したところです


端で 糸を折り返し セロテープで留めます。
4本すべて 糸を通します。


4本のストローを並べて持ち よこ糸を下・上・下・上・・・・・と 順にくぐらせていきます。
(どちらから始めても良い)


端まで行ったら 折り返して 下・上・下・上・・・とくぐらせます。
1段目と反対になりますので 確認をしてくださいね。


よこ糸が ストローの端まで来たら 手でよこ糸を下の方へ寄せます。

これを繰り返します。
糸がなくなったら 糸端はそのままにして 2cmくらい糸が重なるように 少し前から織り始めます。


こんなに長くなりました。

制作の様子は 今日の工房風景でご覧ください。



紐を使って作品を作る


織り上がった紐は そのままベルトにしたりリボンとして使うことができますが
サンプルで織った紐は バッグの持ち手にしました。

厚手のフエルト地で バッグを作ります。
紐と同系色と 反対色の2色を用意しました。



選んだのはこちらの色。
紐を見てもらいたくて 片方だけ長くしました。



裏地は 小花柄にしたかったのですが あいにく手持ちがなく 同系色の村染めの布にしました。



糸を替えてみました

左がサンプルとして織った紐です。
スラブ糸でも ボコボコしたところが大きいので 
斜めのラインが出ています。

使用した糸


右は撚りの甘い段染めの糸です。
これもおもしろい色合いになりました。
麻糸を使って織りました。
2段 4段 8段と 色を替えて横縞にしました。
規則正しい縞にしても ランダムな縞にしても楽しいですね。

編み地を使ってバッグを作ったら良いのでは?というアドバイスをいただき 細編みで編んだサンプルです。
ピッタリの生地が見つからない時は 編んでみたらどうでしょう。

使用した糸 亜麻色麻糸
これは 2色の糸を使って織りました。
色を1本づつ交互に替えたところ。
2段続けて織ったところ。
組み合わせると こんな柄になります。
使用した糸  


応用について


ウールで織った紐を 熱いお湯にくぐらせて 
フエルト化したらいかがでしょうか?
丈夫な紐になります。

その時は たて糸もウールにすると 良いと思います。
たて糸とよこ糸が絡まります。

素材の選び方について

ストローの本数を増やすと太い紐が織れます。
8本くらいまでは可能かな?
ただし ストローが増えると織りにくくなりますので 4本くらいから 始めてくださいね。

細いストローを使うと 硬めのしっかりとした紐ができます。
太いストローを使うと 柔らかめの目の粗い紐になります。
サンプルで使用しているのは 直径が3mmくらいのもの。
某有名乳酸菌飲料に付いているストローです。
(私の調査では このストローが一番細い?)

糸の選び方でも 紐の雰囲気が変わります。
たて糸に太い糸を使うと 硬めのしっかりとした紐に
細めの糸を使うと グサグサした感じの紐になります。
サンプルで使用しているのは 並太の毛糸です。
このくらいの糸を使うと織りやすいと思います。

サンプルでは よこ糸にスラブ糸を使っていますが
どんな糸でも使うこともできます。
太い糸を使うと 厚手の紐になります。
反対に細い糸を使うと 薄手の紐になります。
いろいろな糸を使って 表情の違う日もを織ってください。
あまり細い糸を使うと 時間がかかりますよ。