3月の課題
これも織り?






手織りというと 難しく考えてしまうのですが
ピンと張ったたて糸に 別の糸(よこ糸)を絡めていく。
これが手織りです。




これは ブルーベリーが入っていたカップです。
この側面のたてのライン。
ピンと張ったたて糸に見えませんか?



サンプル (1)




使用した糸

彩り麻糸 茶・生成り    



織ってみましょう・・・・・

針に糸を通し 上・下・上・下・・・・と糸を通していきます。
糸を通して 寄せるのは 手で充分なようです。


カップのたてのラインは 偶数でした。
上・下・上・・・・と順に織っていると 一周したところで 下の段と同じになってしまいました。
これでは織ることができませんね。
2段目の織り始めは 下・下・上・・・と 1本飛ばして 下を2本にしました。


数cm織り進みます。


縄の模様を入れます。
太い糸を使うと柄がはっきりしますよ。
ここでは 麻糸を2本取りにして使いました。




縄模様の織り方


縄の模様は 2段で作ります。
上のように糸を絡めると 右上のラインができます。
同様に 下の織り方では 右下のラインができます。



最後は 中へ糸を入れて1段目を終わります。
(サンプルは2本取りで織っていますが わかりやすいように この画像は 1本取りで使っています)


端のプラスティックが気になったら・・・・・

私は 端のプラスティックの部分をそのままにしました。
もし 気になるようでしたら ブランケットステッチをかけたらいかがでしょうか。

生成りで試してみましたが 茶色の方が良いかな?

ブランケットステッチはこちらを参考に・・・・・


おいしそうなフエルトのお菓子がたくさん。
チョキチクフエルトさんのサイトにリンクしています。


底に茶色のフェルトを敷きました。
かわいいプリントやチェックの生地でも良いですね。
周りの織りをシンプルにして パッチワークの底・・・・なんていうのも良いかもしれません。




サンプル(2)




サンプル(1)でもお話したように 
このカップは 側面のプラスティックの棒がぐう数本でした。
2色の糸で織る場合は 糸をそれぞれ隣り合う棒の間から出し
2本の糸を おいかけっこをするように順に織っていきます。

サンプル(1)では 途中で 1本飛ばして織っていましたが
ここでは 2本の糸を使うことで 順に織っていくことができます。



これは 籐細工で習った織り方(籐細工では 編むと言います)です。
もしかしたら 別の言い方があるのかもしれませんが
私は『追いかけざる編み』と言っていました。
籐細工では 手織りの平織りのような編み方を ざる編みと言います。




織り方

この織り方は たて糸(プラスティックの棒ですが)が見えないい織り方です。
白い部分は たて糸の下になって見えない部分です。
茶・茶・生成り・茶・生成り・・・・・と織っていきます。


模様を作る場合は 方眼紙に色を付けながら図案を書いてみてください。
方眼紙は こちらでダウンロードすることができます。

手編みをする時の強い見方 たた&たた夫さんのサイトにリンクしています。



織り方の表のように織ると このような柄になります。




最近は 100円ショップでも いろいろなカゴが売られています。
カゴの側面が たて糸の替わりになるようなものを見つけたら
ぜひ 織って(?)みてくださいね。