4月の課題
春色マフラー




春ですね。
マフラーを 防寒用具のしておくのはもったいない。
春色のマフラーをまとって でかけませんか?







サンプル(1)


使用した糸
使用したソウコウ 40羽
整経 たて糸の長さ 140cm+14cm(織り縮み分)+50cm(ムダ糸分)=204cm
たて糸の本数 〔20cm+2cm(織り縮み分)〕×4(ソウコウの目数)=88本






とっても織りやすい糸でした。
織った風合いも とても素敵。
でもね。紙の糸なので 何となくゴワゴワ。
蒸気を含ませたらちょっと柔らかくなったかな?





サンプル(2)


使用した糸 細めの糸 マザーアース スポーツウール 藍
太めの糸 ピエロ糸 生成り 綿糸
使用したソウコウ 50羽
整経の仕方と織り方
          黄色=太目の綿糸 ブルー=細い糸
糸の通し方は 下のラインを左から見てください。
織り方は たてのラインを下から見ます。
希望のサイズになるまで 繰り返し 柄織りで終わります。









これは 以前あじろ織りでも紹介した私の大好きな織り方です。
スポーツウールは とても細い糸なのですが
綿糸を組み合わせたことで 厚手に仕上がりました。
気に入って買ったけど 糸が細すぎた。
そんな時にもおすすめの織り方だと思います。



サンプル(3)


使用した糸
シルクの変わり糸
織り上がりサイズ 幅20cm×長さ140cm
使用したソウコウ 40羽
整経の仕方 たて糸の長さ  140cm+14cm(織り縮み分)+50cm(ムダ糸分)=204cm
たて糸の本数  〔20cm+2cm(織り縮み分)〕×4(ソウコウの目数)−1=87本
        87個のミゾを使って糸を通します。
        空いているミゾがありますので たて糸の本数は 71本です。
織り方 平織りを7段織り 8段目にブーケ織りをします。
ブーケ織りは 返し縫いをするような要領で 糸を絡めながら織ります。


柄と柄の間のラインは 中央ではなく 右よりに入ります。(場合によっては左よりになることもあります)
自然に中央に来ますが 針などで 寄せるても良いと思います。






糸自体 とても柔らかい糸なのですが 
間をたくさん空けたことで さらに柔らかく ふんわりと織り上がりました。


1模様8本なのに なぜ 一箇所だけ7本なの?

これは 模様を織る時に 考えなければいけないことです。
今回は 1本少なくしましたが 1本多くすることもあります。



今回のブーケ織りは 8本が1模様です。
ブーケ織りをすると 結んだ柄の間に 1本たて糸が通ります。
上の図のひし形の部分が7本、間のたて糸1本とで 計8本です。
それぞ右左から ひし形 たてのライン ひし形 たてのラインと組になっていますね。でも 一番右の柄は・・・・・
左端の柄の左側には たて糸のラインがありません。
この分のたて糸を1本少なく計算しています。

もし 1本少なくしないで織ったら・・・・・
その場合は 左側のミミが 9本にして織ったのと同じ感じになります。

1本多くする場合はどんな時?
今回は 両端にミミをつけました。ブーケ織りをしないで 平織りにしています。
もし ミミをつけないで織ったら こんな感じになります。


今度は 左から ライン・柄・ライン・柄・・・・・と続き 右端に 1本ラインが多くあります。
この場合に 1模様8本×柄の数+1というように たて糸を1本多く整経します。


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