ウサギのポーチ



用意するもの

・・・・レース糸のような細めの糸
     糸によって違うと思いますが 20gくらい必要です。
    糸についてのアドバイスは


編み針・・・・2号
 


上のサンプルのサイズ

12cm×15cm
糸やによって多少大きさが変わりますが 
小物ですので ゲージを取る必要はないと思います。




編み方
ウサギの編み方は 市販の本を参考にしています。
参考にした本の名前を調べています。後日 明記します。



@底を編む



1段目  鎖編みで 35目作り目をする。
35目必要ですが 余った分は後で切ることができますので 余分に編んでも大丈夫ですよ。
足りないと後でがっかりします。
1段目 細編みで編みますが 両端の1目めと35目めの鎖に3目入れて 鎖目をグルリと囲むように編みます。かなり長めの楕円形になります。

合計の目数は72目です。
2段目 1段目に端の目に3目入れて目を増やしました。
2段目は その端の3目それぞれの目に2目づつ入れます。ここでは片方で3目 計6目増えることに
なります。

合計の目数は78目です。




A側面を編む

底の目(78目)を増減なく編みます。

1段目・・・・・長編み
2段目・・・・・細編み
3段目・・・・・長編み
4段目・・・・・細編み


底は楕円でしたが 増減なくあみますので 袋状になっていきます。
両端のカーブのところは 目が伸びてしまうことがあります。
針にかかっている目(輪)を引っ張って小さくするようにすると良いでしょう。
目が伸びてしまうと サイドが直角になりません。
ただし ここで糸を引き抜く糸をキュッと引っ張ってしまうと 目が小さく
硬くなってしまいますので 要注意です。
この引き上げ加減が 長編みの柔らかさの加減になります。
ここをゆったりと編んで 上の目をきっちり引く。
これがきれいに編むコツです。


注意: 両端のカーブのところを編み場合 目が伸びてしまうことがあります。
針にかかっている目(輪)を引っ張って小さくするようにすると良いでしょう。
目が伸びてしまうと サイドが直角になりません。




B ウサギを編む

片面の中央 35目にウサギが入ります。
ウサギの位置を決めて印をつけておきます。


マスは全部で14個。
両端のマスは そのままにして2マスめから 4マスごとにウサギが1匹入ります。







1段目 長編みとくさり編み2目で マス目を作ります。
マス目は 1目飛ばしたら 次は2目飛ばす。この繰り返しです。図を確認してください。
2段目 くさり2目と 長編み7目でウサギの顔を作ります。
7目のうち 両端の2目を長めに編むときれいにできますよ。
3段目 中央の3目を 3目一度にします。
その分 両端の鎖目が3目になります。
4段目 鎖2目。引き上げ編み。引き上げ編みをした目の頭を拾って長編み。
次の目を引き上げ編み。
中央は 鎖1目。
引き上げ編み。次の目の頭を長編み。頭を拾って編んだ目を引き上げ編み。
5段目 鎖2目。引き上げ編み。長編み。引き上げ編み。
中央は鎖1目。
引き上げ編み。長編み。引き上げ編み。
6段目 鎖2目。引き上げ編みの3目一度。
中央は鎖5目。
引き上げ編みの3目一度。
7段目 マス目を作ります。鎖編みに長編みを入れる場合は 鎖の目を拾った方がきれいになります。
鎖編みの数は 1段目に飛ばした目と同じにします。

ここで 目数が 78目に戻ります。

長編みの表引き上げ編み
長編みの3目一度
編み方は 「Two Radiant Is」へリンクしています。



注: 側面を編む時には 細編みと長編みを交互に編んでいます。
これは 伸びにくくするためです。
ウサギのところでは ウサギを長編みだけで編んでいるためこの部分だけは長編みになっています。裏面を見ると 気になるかもしれませんがご了承ください。





C 側面を編む

ウサギを編んだら 引き続き側面を編みます。
マス目のところを編む時は 鎖の目を拾うときれいに編めます。
目数は 78目です。



1段目 長編み

2段目 細編み
3段目 長編み




10段目 細編み
10段から14段くらいで調節をしてください。
細編みで終わる方が良いと思います。





D ヒモを通す部分を作り 縁編みをする


長編みと 鎖1目を交互に編みます。
数が合わない場合は 2目とばしたり 目をとばさずに編んだりして 調節します。

次の段は細編みをしますが 前の段の穴に入れないで 鎖目を拾った方がきれいに編めますよ。
1段目 細編み
2段目 長編み
3段目 細編み

縁編みをする。
同じ目に細編み・中長編み・長編みを入れ 2目飛ばして3目めに 細編みで留め、中長編み・長編みと編みすすみます。







E ヒモを作る

ヒモは 糸を2本取りにして 適当な長さに鎖編みを編みます。
長すぎたら 後で切ることができますので 長めに編んでください。
35cmくらい編めば良いと思います。




G 仕上げ

ヒモを通します。
通したヒモの端同士を結びます。
鎖編みが 重ならないように また 間が空かないようにするのがポイントです。
上の結び目を隠すように 一つ結ぶ。
端の糸は 結び目に何度か通した後にきります。
こんな感じに仕上がります。




H 完成


これで出来上がりです。




いかがでしょうか?
これは 私が編んだままを書いていますので 多少違っても大丈夫。
長くしたり 短くしたりしてみてください。
また ウサギを5匹くらい並べて大きなポーチにしてもいいですね。
いろいろと アレンジしていただければ・・・・と思います。

大きさを変える場合は ウサギの目数が決まっていますので 
たての長さを変える場合は 長編みのところで増やしてください。
横の長さを変える場合は ウサギの数を増やしていきます。
1匹が10目ですので 10目単位で増やします。
少しの場合は長編みで増やしてくださいね。




小萩さんの作品

かわいいウサギが編みあがりました。
小萩さんの作品です。
紅茶で染めた原毛を紡ぎ その糸で編まれたとのことです。




ご質問がありましたら メールでお願いします。
かわいいウサギのポーチができましたら ぜひ 画像を送ってくださいね。