残り糸を使って・・・・・
手織りをしていると たくさんの糸が残ります。
30g 40gとある程度まとまった量が残ることもあるのですが
短い糸も たくさん出ます。
全部の糸を使うことはできないのですが
なるべく活用したい・・・・そう思っています。
今月は これらの糸を日の当たる場所に・・・・・
これがテーマです。
ここでお話してることは 別のコーナーや
過去の「今月の課題」でお話したことが含まれます。
ご了承くださいね。
ある程度まとまって残っている糸を使って布を織る |
残り糸を使って布を織る場合 たて糸にいろいろな糸を混ぜ込む方が楽に織ることができます。 織った布を裏布を付けたりして 仕立てる場合は別なのですが 端の糸の始末をする必要がある場合は 1段や2段ごとに色を変えることは とても大変なことです。 たて糸で色を替える方が楽なんですよ。
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私はこのショールを 茶・グリーン・ピンク・紫・黄色と 何パターンか織りました。
これは 2006年5月23日の今日の工房風景で紹介した画像です。
色とりどりの糸が残りました。
当然のことながら ショールを織る前の糸よりも短い糸になりました。
上は 整経台のポールに結びつけていた糸。
3〜4cmの短い糸です。
下・左は たて糸の長さに足りなかった糸。
2.5m以下の糸です。
下・右は 織り終わってたて糸を切った時に 織り機に残った糸です。
30cm〜40cmの長さです。
とってもとっても短い糸を使って・・・・・ |
*フエルトボールを作る。 | ||||||
これは 2005年10月14日・15日・28日・29日にご紹介したものを 再掲載しました。
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*コースターを作る @グラデーションに・・・・・・
A糸で模様を作る 上で使った糸は いろいろな色が混ざっていましたので それだけでも 柄になりました。 糸の種類が少ない場合は 糸で絵を描くように糸を張りつけたらいかがでしょうか?
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切り取った後のたて糸を使って・・・・・・ |
織る @長い糸と交互に織る
A左右に余分にたて糸を張って織る方法
B糸を結んで織ってみる C残り糸を使ってシェニール織りをする 最後に 4月の課題として紹介したシェニール織りも 残り糸を有効に使う方法だということを ここでお話させてください。 始めにお話したショールは たて糸にいろいろな糸を使っていました。 シェニール織りは よこ糸に 残り糸を使います。 太い糸は1本で 細い糸は 数本合わせて 同じくらいの太さにします。(もちろん きっちり揃える必要はなく 細い糸は 細いままでも大丈夫なのですが 私は このようにして織りました。) 4月の課題を見て あみん・おりんのkanaさんが シェニール織りにチャレンジしてくださいました。 シェニール糸が太めだったということでしたが よこ縞がきれいに出ていますね。 糸を作るために織った布からは 想像ができないような柄が織り上がりました。 シェニール糸を作るのは面倒ですが 魅力のある織り方だと思っています。 kanaさんのホームページで 制作の様子をご覧いただけます。。 |